Macの中のスープ

案外簡単に壊れるものだというのはもう何回も経験しているのですが、今回も唐突にそれはやってきました。

そう、Macです(食べられない方のMacです)。
僕はPlusという機種の時代から数台を乗り継いできているので、心の準備は出来ていたつもりです。とはいっても、それは人はいつかは死ぬ、と言っているようなもので、50年先なのか明日なのかは神のみぞ知るということです。

でも、試練は人を強くしてくれます。さすがに何回も涙を流している僕なのでバックアップは万全でした。三日分の空白を除いてほぼすべてのファイルが残っていたので復旧は容易でした。

今までの数台はノートを使っていたのですが、今回の新しいMacはデスクトップを選びました。Macはスペックの割には安いのですが、その中でもデスクトップはさらにリーズナブルなお値段です。それに、大きなディスプレイに憧れていたのもあってのことです。

環境を作り直しているときに気づいたのですが、スパムメールとして迷惑メールフォルダーに入っているメールの中に大切なメールがいくつか見つかりました。会社でも自宅でもスパムが増えてきていて、それもいろんな国から来るので、その処理に困っていました。国や言語ではねているのでかなり減ってきてはいるのですがそれも一時のことでしかないでしょうね。

もう一つの発見はコンピュータというのは意味不明のファイルをいっぱい作るのだということを再発見したことです。楽屋裏をすべて分かりたいとは思いません。いろいろな人の思惑が入り交じったスープのようなものなのかもしれませんが、ちっとも美味しくはありません。多少でもそれぞれの存在理由を臭わせてくれるともっとコンピュータが身近なものになるのにな、と思いました。