海を見に行った

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釣りの彼方USJ

例年なら花粉と税金の申告とイベントの集中する辛い時期ですがCOVID-19のおかげで税金の申告は一ヶ月伸ばしになりイベントも皆無となり関係者との打ち合わせも激減してとても暇になりました。

 

不要不朽(不要不急?)でない限り出歩いてはいけないと知りつつ、何故か海を見たいと思いたちガラガラの地下鉄に乗り海辺の駅で降りました。初めての駅と思って降りたのですが地上に広がる景色に以前来たことがあることに気づきました。

 

意外にもたくさんの釣り人がいて、それもとても快適そうないい間隔で並んで竿を垂れていました。人と人との間隔というのはちょうどいい頃合いがあるのだなと再認識しました。数十人はいたと思うのですが一人ひとり釣果を覗いて廻ったのですが釣れている人は誰もいなかったようでした。

渦中の札幌

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札幌

 最高気温2℃と聞いていたのですが思いの外に体感温度が穏やかな札幌でした。

 

 僕が入った月曜日はメディアで北海道の新型コロナウイルス感染者急増が報じられた日で、札幌駅前ではそのためのテレビの該当インタビューを撮影している様子が散見されました。

 これってきつめの風邪?くらいに思っていたのですが、この大騒ぎを見てある種の恐怖を感じだしています。「死」をぶら下げられるとみんな共通の感情が惹起され原始的な心の同期(共感とも言う)を促してくれていて面白くも悲しいです。

 

 仕事(やっぱり)自体は2時間くらいで終えることが出来、街中を散策する時間がありました。遠くはモエレ沼公園まで足を延ばすことが出来ました。公園で帰りのバスを待つ間に立ち寄った喫茶店のママさんが素敵に温かい方で冷たい雪道の帰路でしたが心ホカホカになりました。

 

市内のいつも立ち寄る喫茶店が二軒も無くなっていたのが寂しかったです。いい店だったのになあ。

 

 

 

科学的な行動方針

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大阪のビル

テレビをつければ新型コロナウィルスの話題ばかりです。

この時期は花粉もきついし、仕事も立て込んでいるので、僕もいつもの年以上に気をつけるようにしています。

 

報道ではコウモリが元凶のように言われています。そういえばエボラ出血熱もザイールの洞窟に住むコウモリからのウイルスと言われていたような気がします。

 

今になって鳥やコウモリがどうしてこんなに人に牙を向くのかと勘違いの被害妄想をしそうなのと同様に、僕のスギや卵白のアレルギーも、どうしてこんな当たり前のものと僕は共存出来ないのかなとその事実を当然とは受け止め切れていない自分がいます。

 

悪意ある攻撃は勿論嫌です。悪意無き攻撃の不安も怖いです。そんな恐怖に打ち勝つために科学が役立つことが僕の願いです。

 

という訳で僕の科学的対処法は相も変わらず「必要が無ければこの時期極力出歩かない」という自宅待機型の結論です。こんな僕でよいのでしょうか。

 

映画を観ました

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男と女 人生最良の日

確かに若い頃のことはよく覚えている。

いろんなことがあったなあ。ねっとり甘い夢のようだ。きっと僕も歳をとったら日々そんなことだけを思い出しながら生きていくのかな。

それはきっと事実とは違うかもしれない。途切れ途切れの記憶を編集したりいい感じに脚色している。でもそれも僕の中では現実なのだ。そういうものにどっぷり浸かりながら生きるのだろう。

 

今だって結構いろんなことに感動したりがっかりしたりとダイナミックな感情の動きがあるけれど若い頃のそれは特別だ。そんな特別な思いには決して拭い去れない後悔がべったりと張り付いている。特に素敵なヒト達のことは。

 

と、そんなことをぼんやり考えながら帰りました。

世界一では無いけど…、太宰府のスタバ

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太宰府天満宮参道のスタバ

どうしてこんな風になったのかは分かりませんが、これは太宰府天満宮参道のスターバックスコーヒー店です。昨日行ってきました。

 

学問の神様に今更用事はなかったのですが、せっかく博多に来て、時間もたっぷり余っていたので寄ってみました。

 

仕事柄大学の先生に会うことが多いのですが、学問をやっている人たちって大方は純粋で真面目です。もちろん一点集中の深い考察などに長けています。英語が堪能なのも彼らの特徴です。

 

話をしていて楽しいので僕はこんな仕事の環境を好んでいるのですが、ともすれば夢のなかに迷い込んでしまうことが多々あります。やっていること自体が彼らとともに夢を構築する仕事と言ってもいいかもしれませんので仕方ないです。しかし、時々誰かに現実に引き戻してもらわないと危ない気がします。

 

その役割も、実は僕の仕事でもあるのですが時々夢の中の住人になってしまいます。困ったものです。

世界一美しいスタバ、らしい

 

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スターバックス富山環水公園店

僕の仕事には仕事と移動の間に常に隙間があり、どうしてもそこで時間を潰さなければいけません。パズルを組み合わせるようにピタッと合うとどれだけ生産性が上がるのだろうと思い常にスケジュールを緻密に検討しているのですが、人や交通の状況が絡むことなのでなかなかうまくいきません。

 

と、そんな口実のもと全国で足止め散歩を楽しんでいる僕です。

 

先週は富山で「世界一美しいスターバックス」との噂があるスタバに行きました。行きたかった富山県立美術館の近くなので行ったのですが、写真左にあるのがお店で、ここの窓から眺める運河の景色が気持ちよかったです。ぬくぬくと温かいコーヒーを頂きながら、大きな全面の窓を通して飛び立つ野鳥や強風に揺れる川面(運河面?)が眺められます。

 

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富山県立美術館のクマ

不思議なのですがこの運河に並行して一級河川である神通川が走っています。河口近くで両者は合流しているのですが、何を運ぶためにわざわざ並行して運河を作ったのだろう?

Hello new year!

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柳川の喫茶店

今年もよろしくお願いします。近況を書きます。

 

仕事もほどほどに片付けてほっとした年末は沖縄に行きました。寒さから逃れて沖縄のビーチで水着の女の子を眺めながらシャンパンと言うのならいいのですが、沖縄で不幸があり告別式参列のための二日間でした。沖縄のお葬式は初めてでしたが何とかなりました。告別式では僕の好きな緩めの沖縄の唄が流れ、ついついうたた寝をしてしまった不届き者が僕でした。すみません。

 

沖縄はとても暖い風が心地よく、ブーゲンビリアやハイビスカスが咲いていて、国際通りを少し歩くことも出来たし、それはそれは天国のようだけど束の間の旅でしかなくあっという間にまた飛行機に閉じ込められてしまいました。そうそう、初めて入った店のジューシー(炊き込みご飯のようなもの)が美味しかったです。

 

晦日には横浜に帰り陶芸を三日間。訳のわからないと言われがちなのを二つほどと掛け時計を三つ成形して素焼きまでを作りました。土を手でこねくり回すうちに何かが現れる。そんな感じです。そんな感じだから土の面影が色濃い稚拙な作品しか出来ません。困ったものです。

 

それから、久しぶりに映画館でディズニーのSTAR WARSを観ました。僕が子供の頃に「眠れる森の美女」や「メリーポピンズ」を観て世界について思いを巡らせたみたいに、今の子供はこういうのを観てどんな夢を見るのだろう。

 

三日には我ら夫婦のここ数年の恒例行事である「根津神社」の初詣。横浜と大阪分のお札をもらいました。東京の街中にある根津神社は有名な割にはさほど広くなく夕方には人もまばらで落ち着いてお参りが出来ます。ネズミ年だしお勧めです。

 

今週は仕事に戻って直ぐに博多に移動。いつもの宿に泊まりいつもの博多うどんを食べて翌朝西鉄線で仕事先に。途中の柳川という駅近くの喫茶店で一息。この駅を降りると柳川下りの客引きがいて、昔の上方落語の旅ものの世界のような風情でもありました。駅近くのこの喫茶店はタンノイのスピーカーから囁くような小さな音でクラシックの弦楽曲が流れる落ち着いた店でその音楽のようにまろやかなコーヒーをいただきました。

 

来週は富山。今年もこんな感じでスタートです。やれやれ。