ふらっと扇子


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京都で仕事があり、いつもはタクシーで帰るところを時間があったので河原町三条から京都駅まで歩きました。

三条通から四条までは新しい京都を見る事が出来る楽しい通りでよく歩くのですがそこから先にはあまり行ったことがありません。でも今日は桜がきれいなので歩いてみたい気分だったので、さらに寺町を下がった松原通りあたり(不正確)までふらふらと彷徨いました。

その辺りは気を引くようなお店のないところなのですが普通の家並みの間に扇子が格子越しにディスプレイされていました。
黒い格子の向こうに見える華やかな色彩の扇子はとても可愛らしく優雅でした。

外から帰って来たと思われるお店の人から、「どうぞ見ていって下さい」とさりげなく言われたのでお店の中に入ってみると意外に控えめな品揃えで少し拍子抜けしました。

でもそこにはふんわりとした詩的な心地よさがあって、扇子の種類のことや扇面をかざる技法の違いなどを女将に教えてもらいました。

お茶をいただいて、ピンク色の地に白い箔を散らした女性持ちの夏扇子を買って帰りました。

何が言いたいか分からないと思うけど、日記だからこんなところで。