孤独なカンディンスキー
この間の日曜日梅田にある国際美術館(名前違ったかな)に初めて行ってきました。梅田の駅から歩いて10分ぐらいでしょうか。中之島のリーガロイヤルホテルや国際会議場の近くで、なかなか散歩にはいいところでした。
何を観に行くということではなく、ただ歩く目標に選んだだけなのですが、誰かのページで読んだ「大阪コレクションズ」という言葉だけが頭に残っていました。
名前からしてファッション関係の何かだろうな、という予測は見事はずれて寄せ集めの名作集みたいな展示でした。そう、クラッシックベスト100なんていう感じ。
とてもよかったのはカンディンスキーの「絵の中の絵」という小さな作品です。もともとこの人の作品は大好きなのですがいろいろな名作に混ざっていてもやはり「ここにいるよ」という感じで僕に笑顔を向けてくれるようでした。
併設されていたピカソの陶器なんかの展示も素敵でした。ピカソの作品はいつも僕を楽しく自由にさせてくれます。どこで出会ってもです。世界がこの人の作品が僕に見せてくれるような暖かい世の中だとどれだけいいかなと思います。
キスリングってあまり知らなかったのですが、「青い服の婦人」という絵は美しかったです。書かれている女性を好きになってしまいそうでした。
企画としてはどうかな、とも思いますがいい時間を過ごす事が出来てよかったです。