東山から三条へ

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少し歩けばすぐ雨に降られる。でも桜は見たい。空を見上げると桜よりも白い空。そんな天気の京都を歩きました。残念ながら仕事だったのですけれど、それでも少しだけ桜に浮かれました。

久しぶりに東山の近代美術館にも入りました。タイトル「すべての僕が沸騰する」って何だろうと思って入ったら、村山知義という方の回顧展でした。まったく知らない方でしたが面白かったです。山本薩夫監督で市川雷蔵主演の映画「忍びの者」の原作者でもあるんですね。

三条大橋からは川端通りに咲く桜を眺めることができます。
この川にはいろいろな思い出があります。それは僕だけでなく、少しでも青春時代を京都で過した方は同じだと思います。僕の場合は今の京都の空みたいに、頼りなく先の見えない儚い思い出ですが、それでも年月が経つと少し甘いものに変質しているように感じます。

この後は河原町の喫茶店でめちゃめちゃ苦い珈琲をいただいて目が覚めました。明日からは真面目に仕事をしよう。