雪の松本城

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大寒波が押し寄せる日本列島ですが、一昨日は仕事で松本に行ってきました。多分三度目くらいの訪問です。都内や横浜ほどの大騒ぎは無いものの、松本もこの冬初めての雪だったそうです。元来気温の低いこの街はそこに雪があるのが当たり前のように雪だらけでした。

前入りをしたため時間に余裕があったので松本城天守閣にのぼってみました。木造建築のまま残っている数少ない城であると聞いている松本城から見える雪の街を眺めたかったんです。そこは流石に国の宝だけあってコンクリートで固められた城とは違って昔の侍たちの声が聞こえてくるような趣がありました。

ところで、お城の見学には靴を入り口で脱ぐのですが、入り口で貸してくれるスリッパを断ったのが失敗でした。木造とは言えこの寒波の中、床の冷たいこと。防火のためか現状保存のためかは分かりませんが、暖房は一切入っていず、窓(銃眼とかです)はガラスではなく木の格子か金網だけなのでほとんど外です。

僕は寒さには強いと言う根拠の乏しい自信があったのですが、それが一昨日崩れました。

帰宅したら今月の初めに板橋美術館で観た「世界を変える美しい本」展の題材であるインドタラブックス の本が届いていました。写真がそれです。手作りでこれはロンドンで出版されたものです。それにしても美しい内容で。あのボリウッドとも呼ばれるインド映画の国で出来た本とは思えない美しくも幻想的で楽しい疑問符に満ちた内容で当分これがあればご飯三杯は食べられるくらい楽しめそうです(本当は「夜の木」と言う本が欲しかったのですがメニューに無くて注文できませんでした)。