白内障手術の顛末

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一昨日、右眼の白内障手術を受けました。
3年くらい前から右眼だけが近視(遠いところに焦点が合わない)という変な具合になってきていました。当初は軽い白内障なので手術は不要と言われていたのですが、これが最近かなり進行してしまい手術に至りました。

僕の白内障は右眼の水晶体(レンズ)の中央部分に白濁があるタイプで、そのため屈折率が高くなって極端な近視になってしまっていました。これをプラスティック!のレンズに交換するというのが白内障の手術です。

眼球を包んでいる透明な角膜にメスで切れ目を入れて、悪くなった水晶体を取り出し新しいレンズをその空洞に滑り込ませるという手術です。手術だけの所要時間はおよそ15分くらい。麻酔や検査なんかがあるので90分くらいの拘束時間でした。

目薬による麻酔はとてもよく効くのでメスが入っても痛みはありません。ただ術中は無理やり眼を開かせられているので手術用照明が眩しいのが不快でした。

その日は眼帯をして帰り、翌朝に眼帯を外してもらい、所定の視力が出ている事を確認することが出来ました。元気な左眼と同じくらい見えたのでホッとしています。プラスティックのレンズ、なかなかいい仕事をしているようです。

局所麻酔での手術は鈍感な僕でも少々緊張があったのですが、若い看護婦さんが術中僕の右手をそっと握っていてくれていて、その優しい感触でとても気持ちが和みました。

僕はは人とのふれ合いって物理的にも精神的にも苦手な方なのですが、この日ばかりは人の温もりっていいなあと感じた次第です。おかげで少々純情になったような気がします。こういうのって純情って言わないかなあ?