花粉と安宿の街 仙台

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JTBは仙台に宿がないという
ほんとうの宿がないという
僕はやっとのことJTBが取ってくれた宿を見あげる
歓楽街のすき間に建つのは
泊まれるだけしか能のないつまらない宿だ
(パクリのつもりですが、原著の原型が崩壊しました)

という訳で、ホテル事情の劣悪な仙台市に三日ほど宿泊しました。もちろん仕事です。お決まりの牛タンと仙台ラーメンとずんだ餅をいただいて無事帰ってきました。風が強く花粉がきつかったです。

行くたびに立ち寄る「カウント」という昔からあるジャズ喫茶でLP5枚分くらいのジャズを聴きせてもらいました。店に入るなりカウント・ベイシー。そしてジジ・クライスやアート・ファーマービル・エバンスブッカー・リトルなんかです。

アルテックA5のスピーカーで聴くあの頃のジャズはコクがあって心に沁みます。1900年台前半にアメリカで生まれた黒人たちの音楽が何故僕の気持ちを惹きつけるのか、何年経っても説明がつきません。好きだと自分に暗示をかけているだけで、本当は好きではないのかもしれないと思うこともあったのですが、多様な音楽を聞く中でどうしてもジャズから受ける共感は手放せないのです。

去年来た時にいた常連さんが今回もいました。カウンターでマスターと何やら話をしていました。アルテックと共に作り付けの家具のようでした。

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ところで、僕の桜開花の指標木は家から歩いて3分のところにあるこの木です。今はこの状態です。もう少しですね。