ニキ・ド・サンファル展

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このアーティストの事はよく知らなかったのですが、時間があったので覗いてみました。平日なのに美術館には驚くくらいの人ごみ、「すごい人気だなあ」などと思っていたら、そのほとんどは同じ美術館の隣の部屋で開催されている「日展」のお客さんだったんです。

考えてみると僕にとって「日展」ってもう縁遠い存在になってしまいました。そのゴタゴタが新聞沙汰になるはるか前から、何かの機会で退屈な作品が多いと思い込むようになり脚が遠のいていました。もちろん素晴らしい作品も多いはずですが、行かなくなってしまったのでそれも分かりません。この日もパスでした。

ニキの方ですがドラゴンや恐竜の作品が素敵でした。
不思議なことですが、ニキの展示を見ている時の居心地がとても悪かったです。どうしてかというと、フェミニズムをデフォルメした作品群とともに、それを観るお客さんがほとんど女性だったのに違和感を感じたからなのだと思います。

女性に囲まれるのはとてもとても幸せなことですが、今風に言う「女性性」というのは少々怖く思います。どうも僕のどこかにそういう隠れたトラウマがありそうで、これ以上書くことが出来そうもありません。今日はこのくらいにしておきます。