束の間のエスケープ

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三月上旬となると花粉症で悩まされるのは例年のことなのだけれど、ここ数年は税金の申告にも追いつめられている。日頃から帳票などを丁寧に整理していればいいのだけれども、ものぐさ者はそんなことはしない。

この二つの問題を解決するためには、家に閉じこもってせっせと作業を進めるのが一番いいのだけれど、何故か無性に外に出たくなるのは何故だろう。

昨日は、大江戸線清澄白河に出来たというブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)に行ってしまった。この店、コーヒー界のAppleとか第三の波だとか言われているらしい。

元ミュージシャンが経営しているという(怪しい情報)。僕の期待は雑誌で見たアメリカの店舗(オークランド?)でアルテックの劇場用スピーカーが天井からぶら下がっていたので、そこからどんな音楽が聴けるのかということだったのだが、それは無かった。

肝心のコーヒーだが、「ぬるめのさわやか系」という印象で、強烈な個性を打ち出すという感じではなかった。それはあまりにさり気なくて清々しいくらいだった。2ndウェーブ代表のコーヒー屋さんとはかなり違う。

その後はその近所の東京都現代美術館に行って「ガブリエル・オロスコ展」を観た。見終わって外に出たら雨に降られ、その脚で浅草に行って外国人観光客に混じって近辺をうろついて帰って来た。

おかげで花粉にやられ、申告書はストップしたままで、今それに取り組むための心の準備としてこの文章を書いています。最低です。分かってます。