散歩のメモ

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国立国際美術館」に行ったらほとんど人が居なかった。来館者よりも監視のおばちゃんの方が多いくらいだ。ほとんどの展示がフィルムによる動画を投影したものだったのでフィルムを送るパタパタという音が新鮮だった。

ところで、大阪の中之島にあるこの美術館の名称、六本木にある「国立新美術館」と紛らわしい。「大阪国立現代美術館」くらいにすればいいのにと思う。
独立行政法人である国立美術館は以下に示すように全部で五つの美術館を運営している。
1、東京国立近代美術館(東京)
2、国立西洋美術館(東京)
3、京都国立近代美術館(京都)
4、国立国際美術館(大阪)
5、国立新美術館(東京)
通名詞ばかり並べるのはどうかと思う。
ルールとして、(地名)+国立+(種別)+美術館 とすればいいのだけれど、そうはいかなかったようだ。「国際」とか「新」とかに鬱陶しい裏事情があるようで恐ろしい。

帰り路に水色と紅に塗られたフィアット500を見た。
小さい車なのに存在感がある。イタリアの車っていいなあ。
めったにない事なのだが、運転してみたいと思った。

常安橋を渡り玉江橋から田蓑橋。渡辺橋の北詰にある「堂島ロール」のお店は人がいっぱいだ。本当に美味しいのか?サントリービルから堂島ホテル丸ビルを経由して大阪駅まで歩く。大阪の街は平坦なので歩きやすい。

丸ビルのタワーレコードでは何も買わなかった。
昔観た「The Driver」(ライアン・オニール、ジャクリーヌ・ビセット)のDVDが欲しかったのだけど無かったのだ。今日はいつも以上に年配の客が多いような気がした。

富国生命ビルトラジャコーヒーで休憩。酒は飲めないのだけれど、東理夫の酒にまつわるエッセイを読んだ。ミステリー小説のエピソードがたくさん出てくるので面白い。アメリカの推理小説ローレンス・ブロックの生み出した私立探偵マット・スカダーは懐かしかった。この探偵、アル中なのだ。

梅田地下の雑踏の中に仕事という鎧を着た女性をたくさん見た。
綺麗な人も怖い顔に見える。疲れるだろうに。
何故か梅田の地下街は天井が低い。

何故か頭の中でナンシー・シナトラの昔の歌声がグルグル聴こえる。大丈夫か?