写真に関するメモ 5

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東京で入社して、大阪や三重で教育を受け、宮崎が最初の赴任地でした。

宮崎は素敵な街です。
聞き慣れない言葉、不慣れな仕事、そして世間知らずな自分。それでもこの街は僕を優しく受け入れてくれたように思います。

やはり写真が続けたくて、現像タンクやたいそうな引き伸ばし機を買ったのですが仕事や人付き合いが忙しくなってきて学生の時のように楽しめなくなりました。カメラを持ち歩くことも減って、その頃の写真は付き合っていた人と旅行した時のものくらいしか残っていません(隠してありますけど)。

それに較べて機材は少しずつ増えました。あたかも、写真が好きな自分を忘れないために物を買いあさっていたかのようです。

宮崎で暮らしたのは3年くらいですが、その頃に出会った人達との触れ合いや街の様子は今でも鮮明に憶えています。県庁所在地とは言え、宮崎市の人口は当時30万人くらいだったでしょうか。観光産業は海外旅行に取って代わり、残るは農業だけの街でした。でも、それがよかったのかもしれません。

(写真は走る亀です。もちろん、文章とは関係ありません。)