天海祐希 in「おのれナポレオン」

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演劇は久しぶりでした。
僕の極めて乏しい演劇体験を説明すると以下で全部です。

学生の頃はボランティアでアンダーグランド演劇の撮影をしていました。幕が開くと中央にスポットが当たり、そこに鞠を突く女性がいる。女性の顔に眉は無く唇は白い。意味不明の唄をつぶやきながら延々と鞠を突く。そんなのです。

働くようになって、飲めないのに通っていた渋谷のバーは劇団所属の女性が多くアルバイトをしていて、よくチケットを買わされました。暇つぶしに観に行くと、30人くらいが○○音頭という感じの曲で踊っている。延々と。そんなのでした。

で、今回ですが天海祐希さんが出ているというので4月下旬に東京芸術劇場に「おのれナポレオン」を観に行きました。

同じ空間に居るのに舞台はセントヘレナ島。いわゆる劇的空間を味わいました。僕がわずかに知っている演劇とは違い、難しいメッセージはありません(よかった)。ややドタバタで、少々暑苦しいくらいのオーバーアクション。芸術の深みまでは感じませんでしたが、とても面白かったです。天海さんが華奢に見えたのには驚きました。

天海さん降板以降のドラマはご存知のとおりです。女性の微小心筋虚血って一時期話題になったことがありますが、あるんですね。早くよくなって欲しいです。一ファンより。