ルーシー・リーのこと

 大阪の中之島にある東洋陶器美術館は想い出のあるところです(いろいろね)。そこで、先月イギリスの陶芸家ルーシー・リーの陶芸作品を見ました。

オーストリア出身の女性です(違ったかな?)。中国系のハリウッドスターではありません。

結論から言いますが、たいへん驚きました。

僕は陶器というのは、土と火の呪縛から離れられないものと思ってました。むしろ、それこそが美しさの本質だと思っていました。
しかし、彼女の作品は違いました。どうしたら綺麗な色が出せるのかを強引に追求したものでした。可愛いピンク色なんて、そしてミントブルーなんて、どうして陶器で表現しようなんて思うのでしょうか。

この人、とても可愛らしいおばあちゃんですが、どうしてどうして、力づくなんですよ。(なお、この話と写真は無関係です。)