スティーブライヒの音楽

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今、NHKの教育テレビでスティーライヒの東京であったコンサートを放映しています。現代音楽というのはせいぜい武満徹くらいしか聴いたことがありませんでしたが、すばらしい曲であり、その演奏が今も続いています。そう、文字通り続いているんです。とても小さな旋律の断片や言葉の断片が繰り返され徐々に変化し波打ちという独特のスタイルです。ジャズのスリル感とはまた違った高揚を感じます。


今年の5月に来日した時の映像だそうですがこん音楽の楽しみ方があるのなら行ってみたかったです。

淡々と営まれて行く毎日ですが、そこにはリズムがあり変化があり感情のうねりがあり喜びや悲しみがあり出会いや別れがある、そういうものをまるで叙事詩でも語るように音楽で表現してくれています。間違った感じ方かもしれませんが、少なくとも僕はそのように感じました。

優れた作曲家が表現する方法にはこのようなのがあるんだと初めて知りました。ちょっとあれに似ています。現代美術ですね。とにかくとても楽しいです。まさしく独りよがりの日記でした。おしまい。