オーディオって何?


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音楽が好きになったのは小学生高学年の時で、きっかけは祖父が買ってくれたトランジスタラジオ。夜中に電気を消してイヤフォンで聞くジャズは怪しげな魅力がありました。

中学生の頃からはさらにいろんな音楽を聴くようになりました。
同時にステレオが欲しくなって、お年玉をためた貯金に親からお金を足してもらって小さなステレオセットを買いました。うれしかった。パナソニックだったかな。それからしばらくはステレオよりソースにわずかなお金を投入していろいろ買い求めました。当時は縦乗りじゃなくて横乗りのロックでしたけど。

でも、いつも気になっていたのはもっといい音が出るステレオでした。いつもオーディオの記事は読んでいて、その装置から出る音を文字で表現しているのをわくわくして読んでいました。音の質を文書で表現するなんて、考え見たら変な話なんだけど、どのどんイメージが広がっていって欲しいアンプやスピーカーの型番まで覚えていたものでした。

ふわっと包み込むような低温。目の前に稲妻が落ちたかのように感じるシャープなシンバル。等身大のミュージシャンがいるかのような定位と音像。音のつぶつぶが降り掛かるような鮮明な音。なんのことかよく分からないのだけど魅力的な言葉だった。

今は真空管のアンプで音楽やPCからの出力を聴いているけど、やはり「いい音」に対する幻想は続いています。この魔力、どう思いますか。