家に籠るのは思いのほか苦しいことで、花粉にいたぶられるのは分かっているのに出かけてしまいました。土曜日のことです。
出かけたのは、よりにもよって
天満橋の
水上バス。雨の合間の30分のクルーズでした。まだ咲いていない
造幣局の桜並木やホームレスのおっちゃん達の優雅なる暮らしを眺めて帰ってきました。
妖しい天気はその船を僕独りのチャーター便にしてくれました。おかげで船の隅々まで動き回って景色を眺めることが出来ました。そこで見た景色は、これから始まる新しい季節を告げてくれていました。別れの季節でもあり、一歩踏み出すときでもあります。出かけてよかったと思いました。
その時撮った写真が見つからないので、その二日前の銀座の写真を貼りました。すみません。
(中断)
写真が見つかりました。
もう咲きそうな桜並木は紫色に見えます。もう橋の灯りが点き始める時間でした。
ゲバラに似た風貌の船頭さん。
向こうに見えるのはバスが水没しているのではなく、水陸両用バスらしいです。
河辺のカフェ猫。この後イスから降りて、床に寝転がりました。
帰りに寄った
天満宮の境内。これ、結界というのでしょうか。何か霊的な意味があるような気がしました。一心にお祈りをしている女性がいました。願いが叶うといいと思います。
この後は阪急
東通り商店街に入り、昔行った事があるジャズ喫茶(バー)を探したのですが見つかりませんでした。