奴が飛んでいる

イメージ 1

人は敷居を跨げば七人の敵ありと言う。敵から愛する人を守るために戦う男は強くなければならない。守るのは自らの命だけではないからだ。そして、その行為は時として己の命をかけることになる。

命をかけるにはそれなりの理由が必要だ。いや、戦いの恐怖に打ち勝つためにもそれに値するだけの大義が必要だ。それは人類を救うためにとか、アフリカで餓えている子供達のためにとか、進撃の巨人を叩きのめすとかだ。

気合いや大義だけでなく準備も大切で、人によっては愛用のベレッタに9㎜の弾薬を装填したり、ひと突きでとどめをさせるガーバー社のコンバットナイフを研いだり、愛車のグリーンホーネット号に秘密兵器を満載したり、それに変装用具も忘れてはいけないのは当たり前田のクラッカーなのだ。

マスクにメガネにティッシュペーパーにハンカチに点鼻薬に目薬。さあ、今日も俺は黄色い悪魔舞う殺戮の世界にジャンプするのだ。