不満もあるよ

イメージ 1

野球選手が捕まったり、可愛いタレントさんが歌手と不倫騒ぎを起こしたり、アイドルグループの解散騒ぎがあったりとなかなか面白いことが起こる今日この頃ですが、そういうことでメディアの大半が占拠されている一方で政治家になんかあったよなあ、というようなことがどこかに忘れ去られているような気がする。なかなかの手口と感心したりしている。

電気が自由化されるなら一庶民としては安い方に走ろうと思うわけだが、単価の安い電気って何で出来ているのかなと思わないわけでもない。じゃあ高い電気はクリーンなのかというと、再利用可能エネルギーの供給は不安定で、そこに色々高価な仕掛けがいるらしくことはそう簡単じゃないらしいのだ。

財団法人天下りはまずいと「渡り」が始まり、それでもやばいとヘッドだけは民間起用になった。そもそもそこは役所からお金を流して退職した役人を再雇用させるための装置でしかないので、財団や機構やらというトンネル機関がいっぱいあることも知らないではない。そんな団体には基本価値を生むような仕事はない。仕事をしているフリが得意な集団とも言える。それでいいのだから。

民間企業でも仕事をしているフリは横行している。そういう人はPCの前で何やらしていればいいのだから楽である。生産的というか利益を生む仕事はごくごく一部の人間が担うだけなのが常だ。でも僕はこちらの方は理解できる。企業は今やある種の福祉施設と化しているからだ。定年がさらに65とか70歳になればなおさらだ。

金融機関は金のなる木を知っていて、例えば新規上場企業の株なんかの情報は僕らには手が届かないところにある。金利や為替などの変動への監視と介入は僕ら国民の代表である政治家が役人を使ってやってくれている。ありがたいことだが、どうなっているのかよく分からない。おいしい話はわからないのだ。「見える化」がトレンドじゃなかったのか。

ロケット
を打ち上げて周りを威嚇する国があるけれど、僕らの世界にはそんな暴力や威嚇よりも手強いものがあるのではないかと思ったりもする。そういう意味で世界は静かな混沌の中にあり、その混沌の中に暮らす僕らは泥沼で溺れているようなものだ。実態がわからないから始末が悪い。

今日はちょっと不満を言ってみたかった。
ちょっとすっきりした。ごめんなさい。