微笑みの国のデモ
ここしばらく年末にはバンコク(タイ)に行っています。暖かい気候、勝手知ったホテル、お寺で受けるマッサージ等、ただただ居心地がいいからなのですが、今年はバンコクから生まれて初めアンコールワット(隣国カンボジアにあります)に遠征しました。これはこれで興味深かったです。
ところでバンコクですが、例年のようにクリスマスで浮かれていると思っていたらデモがすごかったです。ただ、昔の学生運動のように激しいものではなく、座り込んで、演説や歌に「オー、オー」と手を挙げているだけのものでした。微笑みの国のデモは穏やかなもののようです。
僕は政治情勢に疎いので、にわかバンコク名物となった「チキンライス」をいただいた帰りに、そうとは知らず座り込みの真っ只中に突入してしまいました。人混みで身動きがとれず、電車に乗るのに苦労しました。外務省のHPを確認しておけばよかったと反省しています(カンボジアの方は心配だったので見ていたのですが)。
とても穏やかな国民性を持っている人達ですが、それでもこのデモやチャイナタウンの喧騒(これはいつも)を見ていると単純に「若いんだな」と思ってしまいます。調べてみると、実際に年齢の中央値が日本よりも10歳以上若いらしくて、活力に飛んでいるのも成る程と思いました。
そういう年末でした。
申し忘れましたが、今年もよろしくお願いいたします。