通り道の桜の樹。花芽が膨らんで、心無しか赤味を帯びて来ているように見えました。きっと山は紫に見えるのだろうな、もう三月だからなと空を見上げたらビルの上から白いものがはらはらと舞い降りて脚もとで消えました。冷たい風にコートの襟を手繰り寄せ、…
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