寒かった伊集院

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仕事が鹿児島であったので、15日に鹿児島県の伊集院というところに、薩摩焼の窯元を訊ねて行ってきました。写真は「沈寿官」という窯元の敷地内です。

この日の鹿児島は時々吹雪いていて、とんでもない寒さでした。
寒かったので見学客はほとんどいません。
工房内には立派な展示施設もあるし、作業の見学も出来るし、しかも見学客が少なかったのでほぼ貸し切り状態で楽しむことが出来ました。

薩摩焼は、先ほどの日曜美術館でも放映されていたのですが、秀吉の時代に朝鮮半島から来た陶工が藩による手厚い保護を受けて、とても豊かに発展しています。いわゆる白薩摩と呼ばれている作品は息をのむ素晴らしさです。

この工房の近くにはクラシックギターの制作家が工房を構えていて、そこも訊ねてみました。ゆったりとした時間の中で、木を大切にしながら楽器を組み立てている様子がうかがえて、これはこれで楽しい一時でした。一本ギターを注文しようと思ったのですが、相当予算にギャップがあったので、この制作家が作った土産物の木のフォークを買ってかえりました。2000円のお買い上げです。