砂場に学ぶこと

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クリスマスイブには東京駅近くのレストランで食事をしました。普段は全くお酒を飲まない僕も、この日ばかりはシャンペンなるものを一口だけいただきました。案外心地いいものだなと思いました。

クリスマスは仕事でした。
もつれた糸をときほぐす作業です。解きほぐしているつもりでいると、かえって別の結び目を硬くしてしまったりして問題の連鎖が発生します。やれやれ。

でもこういうことは悪い事ばかりではなくて、案件が揉まれることで新たなアイデアが出てきたりもしますので前向きに受け止めるようにしています。出来る限り。

その日の午後には久しぶりに室町の砂場で天もり蕎麦をいただきました。
ここのもり蕎麦は箸で取るときにちょうど一口分がサクッと持ち上がって心地いいです。そうであるように仕事がなされています。プロの技ってこういうものなんですね。その時僕には店の奥にいる職人さんと繋がったような気がしました。

僕の仕事も縺(もつ)れないでこうありたいものです。